「クラウド移行をするべきなのかわからない…」と悩んでいませんか?
クラウド移行には、対比するオンプレミス(自社設置サーバー)と比較すると、以下のようなメリット・デメリットがあり、自社にとってクラウド移行が向いているのかどうか、慎重な判断が必要です。
クラウド移行 | オンプレミスを継続 | |
セキュリティ | △クラウドサービスによってはリスクあり | ◎リスクは低い |
カスタマイズ性 | △自由度低い | ◎自由度高い |
コスト | ◎抑えられる | △維持コストかかる |
容量拡張 | ◎柔軟にできる | △高額なコストと手間がかかる |
自社システムとの連携 | △できない場合がある | ◎できる |
リモートワーク | ◎可 | 不可 |
ただし、クラウド移行をすると決めたとしても、まだ慎重になる必要があります。
なぜなら、クラウド移行をする前に成功するためのポイントを知っておかないと、クラウド移行が失敗して、想定外のコストが発生したり、クラウド移行で実現したかったことが時間やコストをかけたのに実現できないなどのリスクがあるのです。
そこでこの記事では、以下の内容をお伝えします。
▼本記事の内容
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この記事を読むことで、クラウド移行するかどうかを判断できるだけでなく、クラウド移行を成功させるためのポイントを知って、移行失敗リスクを避けることができます。
ぜひ最後までお読みください。
目次
1. クラウドとは
そもそもクラウドとは何なのでしょうか。
「クラウド移行」が良いのかどうかを知る前に、「クラウドとは何か」を理解しておきましょう。
1-1. クラウドとは、インターネット上でソフトウェアやデータを利用すること
クラウドとは、ユーザーが最低限の環境(PC・スマートフォン、Webブラウザ、インターネット接続環境)をそろえていれば、インターネットを経由して、必要なときに必要な分だけソフトウェアやデータの利用ができるサービスのことです。
これまではハードウェアを購入したり、ソフトウェアやデータをPCにインストールして利用するのが主流でしたが、クラウドが登場したことによって、オンライン上でソフトウェアの利用やデータのやり取りが可能になりました。
たとえば、「iCloud」を考えてみるとわかりやすいでしょう。
PCもしくはスマートフォン、Webブラウザ、インターネット接続環境がそろっていれば、iCloud上に写真や動画、音楽をアップロードしたり、保存していた写真をダウンロードしたりできます。インターネットを経由して、必要なときに必要な分だけデータの利用ができるのです。
実際には、クラウドサービスを提供している事業会社は、ユーザーが利用するデータやソフトウェアを保存しておくサーバーを持っていますが、クラウドを利用するユーザーは、サーバーがどこにあるかを意識する機会は少ないでしょう。
そのため、雲(クラウド)の中にあるサーバーを地上から利用しているようなイメージで、たとえられています。
クラウドとは、ユーザーがサーバーの場所を意識しないで、オンライン上でソフトウェアやデータを使えるサービスなのです。
1-2.オンプレミスとは
クラウドに対比して使われるのが「オンプレミス」です。
オンプレミスとは、自社所有のサーバーのことです。
サーバーを自社で用意して社内に設置し、情報システムなどの関連部署で導入から維持管理を行います。
オンプレミスは、クラウドと比べると従来型の社内システムであり、最近では従来型のオンプレミスからクラウドへの移行が加速しつつあります。
しかし、実際のところ、「クラウドへ移行すること」と「そのままオンプレミス型を継続すること」には、それぞれ一長一短あるため、どちらが最適なのかは企業によってさまざまです。
次の章からは、クラウド移行とオンプレミスを継続することのメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。自社にとって、どちらが最適なのかをメリット・デメリットを知って、見極めましょう。
2.クラウド移行の3つのメリット
まずはオンプレミスからクラウドへ移行するメリットをお伝えします。
クラウド移行のメリットは以下の3つです。
それでは1つずつ見ていきましょう。
3-1.コストを抑えられる
クラウド移行のメリット1つめは「コストを抑えられる」という点です。
クラウド移行によってコストを抑えられる理由は、既存のクラウドサービスを利用でき、サーバー・周辺機器の購入費用やシステム構築などの初期費用(設備投資)が不要であるからです。
さらに、オンプレミスで必要な、サーバーを稼働させるための維持費、運用・監視する人件費も減らせるので、維持コストを減らすことができ、結果的に大幅にコストを抑えられるのです。
そのため、オンプレミスからのクラウド移行は、大幅にコストを削減したいと考えている企業に向いています。
3-2.容量の拡張が柔軟にできる
クラウド移行のメリット2つめは「容量の拡張が柔軟にできる」という点です。
オンプレミスにおいて、自社サーバーの容量を拡張するためには、新たにHDDを増設したり、より容量の大きいサーバーへ引っ越しを行うなど、高額なコストと手間が必要になります。
一方でクラウドでは、契約内容を変更するだけで簡単に容量の拡張が可能になっています。もちろん支払う額は増えますが、クラウドの容量拡張よりはるかに少ないコストで、実現可能です。また、容量の拡張が不要になれば、またもとの容量に戻すこともできます。
容量の拡張をしたくなったら、契約内容をオンライン上で変更すれば拡張できる点は、クラウド移行の魅力のひとつといえるでしょう。
3-3.従業員のリモートワーク化ができる
クラウド移行の3つめのメリットは「リモートワーク化ができる」という点です。
クラウドは、PCやタブレット、スマホなどの端末と、インターネット環境さえあれば、アクセスが可能です。場所を問わず、ネットが繋がる場所であれば社内システムの利用やデータ共有が可能になるので、従業員のリモートワークが実現可能になるのです。
一方でオンプレミスの場合、インターネット接続できる場所であればどこからでも、自社サーバーにアクセスできるわけではありません。
自社のサーバーとネットワークでつながっていて、なおかつユーザー権限が与えられているPCやタブレットのみ、アクセスできるため、従業員のリモートワーク化は簡単ではありません。
したがって、リモートワーク化をすすめたいと考えている企業は、クラウド移行がスムーズです。
4.クラウド移行の3つのデメリット
クラウド移行には以下のデメリットもあります。
1つずつ見ていきましょう。
4-1.自社のシステムとの連携ができない場合がある
クラウド移行のデメリット1つめは「自社のシステムとの連携ができない場合がある」という点です。
なぜなら、移行先のクラウドが自社のシステムとの互換性がない場合があるからです。
クラウドは、すでにサービス事業者が用意している仕様の範囲で利用することになるため、自社のシステムと互換性がないということもあり得ます。
たとえば、サービス事業者が決めたOSや仮想化環境などを利用することになるため、自社独自の受発注システムなどを使っている場合、移行先のクラウドと互換性がなくてクラウド上でシステムの運用ができない、といった事態が発生する可能性があるのです。
そのため、クラウド移行をする場合は、自社システムが契約予定のクラウドと互換性があるのかどうかを調べておく必要があるでしょう。
このように、自社のシステムと移行先のクラウドの連携ができない可能性があるというのは、デメリットのひとつなのです。
4-2.セキュリティリスクがある
2つめのデメリットは、「セキュリティリスクがある」という点です。
クラウドサービスは、インターネット経由で利用するサービスであるため、常にセキュリティリスクにさらされています。たとえば、不正アクセスやウイルス感染、サイバー攻撃などによって個人情報や自社の機密情報の漏えいリスクがあるのです。
一方でオンプレミスの場合、自社が所有している機器によって構成されており、なおかつ自社に限定したネットワークシステムを利用して運用されているため、ユーザーは社内に限定されます。
限定されたネットワーク内での利用は、第三者が入りにくく、セキュリティ強化しやすいため、セキュリティレベルが高くなっています。
クラウドサービスでは、セキュリティ対策を行っている事業会社も多いですが、セキュリティレベルが高いサービスを選択しないと、自社の情報がセキュリティリスクにさらされてしまう可能性があるということを知っておきましょう。
4-3.カスタマイズの自由度が低い
3つめのデメリットは「カスタマイズの自由度が低い」という点です。
比較的カスタマイズが自由にできるオンプレミスと違い、クラウドではサービス事業会社が提供するサービスの範囲でしかサーバー環境を作り上げられません。
たとえば、サービス事業会社が決めたOSや仮想化環境などを利用してシステムを設計することになるため、独自システムの構築には不向きなのです。
一方でオンプレミスでは、自由にサーバー機器からインターネット回線、OSやソフトウェア、自社システムに合わせた環境構築ができるため、カスタマイズの自由度は、クラウド行こうと比べて高くなっています。
自社独自のシステムをクラウド環境に構築したいと考えている企業には、クラウド移行は向いていません。
5.クラウド移行せずオンプレミスのままでいる3つのメリット
クラウド移行しないでオンプレミスのままでいるメリットを以下3つご紹介します。
5-1.カスタマイズの自由度が高い
1つめのメリットは「カスタマイズの自由度が高い」という点です。
というのも、オンプレミスは自社専用の企業システムを一から設計するためのネットワークシステムです。ハードウェアからソフトウェアまで自社内で確保ができるため、企業が欲しいと感じるシステムを独自に創設したり、開発したりすることができます。
企業の現状に合わせて柔軟にシステム設計できるのです。
したがって、カスタマイズの自由度が高いというのは、オンプレミスの大きな魅力のひとつといえます。
5-2.自社システムとの連携がしやすい
2つめのメリットは、「自社システムとの連携がしやすい」という点です。
先述したとおり、オンプレミスではカスタマイズの自由度が高いため、自社が利用するシステムも、自社サーバーのカスタマイズ次第で対応できるように設計できます。
自社のサーバーの使い方を考えて、環境を構築していけるので、自社システムとの互換性に悩む必要ありません。
一方でクラウドの場合、OSやソフトウェアなどがあらかじめ決められている状態で利用するため、クラウドサービスによっては自社システムとの互換性がない可能性があり、利用できないというケースもあります。
したがって、クラウド移行を検討の際、自社システムとの互換性がない場合は、オンプレミスのほうが合っているといえるでしょう。
5-3.セキュリティレベルが高い
3つめのメリットは、「セキュリティレベルが高い」という点です。
オンプレミスは、自社が所有している機器によって構成されており、なおかつ自社に限定したネットワークシステムを利用して運用されているため、ユーザーは社内に限定されます。
限定されたネットワーク内での利用は、第三者が入りにくく、セキュリティ強化しやすいため、セキュリティレベルが高いのです。
したがって、オンプレミスのセキュリティレベルの高さはメリットといえるでしょう。
6.クラウド移行せずでオンプレミスのままでいるデメリット
クラウド移行しないでオンプレミスのままでいるデメリットは、「維持コストがかかる」という点です。
オンプレミスを運用する際は、
- 機器の維持管理用スペースの費用
- 管理スタッフの人件費
- 自社独自のシステムを外部委託で構築してもらった場合には保守管理費
などが必要になります。
とくに天災や火災にあってサーバーが故障してしまった場合、サーバーの修理費用や新しくサーバーを調達して、システムを再構築するための費用はすべて自社が支払う必要があります。
一方でクラウドサービスでは、上記のような維持コストは発生しません。
また自社が天災や火災にあったとしても、クラウドサービスを利用していれば、サーバーが燃えてしまったり、壊れてしまうことはないので、修理費用やシステムを再構築する費用は不要です。
そのため、維持コストがかかるというのは、オンプレミスのデメリットといえます。
ここで、クラウド移行とオンプレミス継続のメリット・デメリットを特徴ごとにまとめたのでおさらいとして確認しておきましょう。
クラウド移行 | オンプレミスを継続 | |
セキュリティ | △クラウドサービスによってはリスクあり | ◎リスクは低い |
カスタマイズ性 | △自由度低い | ◎自由度高い |
コスト | ◎抑えられる | △維持コストかかる |
容量拡張 | ◎柔軟にできる | △高額なコストと手間がかかる |
自社システムとの連携 | △できない場合がある | ◎できる |
リモートワーク | ◎可 | 不可 |
7.クラウド移行に向いている企業
ここまで「クラウド移行」と「オンプレミスの継続」のメリット・デメリットをご紹介してきましたが、自社にとってどちらが向いているのかを明確にするため、7章・8章では「クラウドに向いている企業」「オンプレミスの継続に向いている企業」をそれぞれご紹介していきます。
まずは「クラウド移行に向いている企業」について、くわしく見ていきましょう。
7-1.コストを抑えたい企業
1つめは「コストを抑えたい企業」です。
クラウド移行によって、オンプレミスで必要になるサーバーを稼働させる維持費、運用・監視する人件費などを削減できるため、維持コストを減らすことができます。
クラウドサービスでは、サービス事業者がサーバーを稼働させるための維持費用や運用・監視する人件費などを支払うため、ユーザー側は使いたい分だけ使って利用分を支払えば、オンプレミスを運用するような維持コストは不要になり、大幅にコストを削減できます。
もともとオンプレミスにおいてそれほど容量(ストレージ)を利用しておらず、コストを削減したいと考えている企業はとくに、自社サーバーの維持コストを削減して使った分だけ利用料を支払えばいいので、クラウド移行がおすすめといえるでしょう。
7-2.容量の拡張を手軽に行いたい企業
2つめは「容量の拡張を手軽に行いたい企業」です。
というのもクラウドでは、契約内容を変更するだけで容量の拡張が可能になっています。もちろん支払う額は増えますが、クラウドの容量拡張よりはるかに少ないコストで、実現可能です。また、容量の拡張が不要になれば、またもとの容量に戻すこともできます。
一方で、オンプレミスでは、自社サーバーの容量を拡張するためには、新たにHDDを増設したり、より容量の大きいサーバーへ引っ越しを行うなど、高額なコストと手間が必要になるのです。
したがって、容量の拡張を手軽に行いたい企業は、クラウド移行が向いています。
7-3.リモートワーク化したい企業
3つめは「リモートワーク化したい企業」です。
その理由は、クラウド移行することによって、PCやタブレット、スマホなどの端末と、インターネット環境さえあれば、アクセスが可能になるからです。
場所を問わず、ネットが繋がる場所であれば社内システムの利用やデータ共有が可能になるので、従業員のリモートワークが実現可能になります。
一方でオンプレミスの場合、場所を問わず、インターネットが接続できる場所であればどこでも、自社のサーバーにアクセスできるわけではありません。自社のサーバーとネットワークでつながっているおり、ユーザー権限が与えられているPCやタブレットのみ、アクセスできるため、従業員のリモートワーク化は簡単ではありません。
リモートワーク化を進めていきたい場合は、クラウド移行をするとスムーズです。
8.クラウド移行しないでオンプレミスを継続したほうがいい企業
クラウド移行をしないでオンプレミスを継続したほうがいい企業は以下のとおりです。
8-1.維持コストがかかっても、自由度高くカスタマイズしたい企業
1つめは「維持コストがかかっても自由度高くカスタマイズしたい企業」です。
オンプレミスでは、一から自社の環境に適したシステムを構築していくことができますが、そのかわり、
- 機器の維持管理用スペースの費用
- 管理スタッフの人件費
- 自社独自のシステムを外部委託で構築してもらった場合には保守管理費
など、維持コストが多くかかる傾向にあります。
それでも、自由にカスタマイズすることを優先したい企業は、オンプレミスを継続したほうが良いでしょう。
8-2.クラウドでは自社のシステムが連携できない企業
2つめは「クラウドでは自社のシステムが連携できない企業」です。
なぜなら、移行先のクラウドが、自社のシステムとの互換性がない場合があるからです。
クラウドは、すでにサービス事業者が用意している仕様の範囲で利用することになるため、自社のシステムと互換性がないということもあり得るのです。
一方でオンプレミスではカスタマイズの自由度が高いため、自社が利用するシステムも、自社サーバーのカスタマイズ次第で対応できるように設計できます。
自社のサーバーの使い方を考えて、環境を構築していけるので、自社システムとの互換性に悩む必要は一切ありません。
したがって、クラウドサービスでは自社のシステムが連携できない場合は、オンプレミスを継続することをおすすめします。
9.クラウド移行を成功させるために知っておくべきポイント
ここまでクラウド移行とオンプレミスの継続について、そのメリット・デメリットや向いている企業をお伝えしました。
そのうえで、「クラウド移行をしよう」と考えている場合、クラウド移行の失敗は避けておきたいところです。
そこで9章では、クラウド移行を成功させるために知っておくべきポイントをご紹介します。
ポイントを知っておけば、クラウド移行をスムーズに成功させることができますよ。
9-1.セキュリティ対策が万全のクラウドサービスを選ぶ
クラウド移行をする前に、そもそもクラウドサービスを選択しますが、選ぶ際にはセキュリティ対策が万全のクラウドサービスを選ぶようにしましょう。
クラウドサービスでは、オンプレミスと比較すると、サービスによってはセキュリティレベルが低いケースがあります。そのため、高いセキュリティ対策が施されているクラウドサービスを選ばないと、万が一、不正アクセスやサイバー攻撃が起こった際に、自社の所有している個人情報や機密情報が漏洩するリスクがあるのです。
クラウドサービスのセキュリティ対策が万全かどうかを確かめるには、以下の条件に当てはまるかどうかを確認すると良いでしょう。
▼セキュリティ対策が万全なクラウドサービスの条件
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9-2.移行手順を明確化しておく
クラウド移行をする際には、移行手順を明確化しておきましょう。
その理由は、クラウド移行をする際にサーバー移行に失敗して、事業が停止してしまうリスクがあるからです。オンプレミスからクラウドへの移行では、ネットワークや接続方法、使用データベースなど、さまざまな点で変化が生じます。
クラウド移行に失敗し、事業が停止してしまうと、取引先や顧客に多大なる影響を与えるため、企業の信頼を失いかねません。
そのため、移行先のクラウド環境で問題なくシステムが動作するように、事前に以下の手順を決めておきましょう。
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綿密に移行手順を練って、確実にクラウド移行ができるようにしておきましょう。
9-3.コストシミュレーションをしておく
クラウド移行をする前に、コストをシミュレーションしておきましょう。
シミュレーションをしておかないと、クラウド環境の維持コストが思ったよりも高額になってしまう可能性があるからです。
クラウドサービスの費用は、容量だけでなく、「CPUやメモリなどのスペック」や、データ転送量によって費用が変わります。
たとえば、「データ転送にかかる費用」です。クラウド環境が受信するデータは無料であっても、「クラウド環境から送信したデータは有料」というケースが多くあり、思ったよりもコストが高額になることがあります。
そのため、事前に費用を調べてコストをシミュレーションしておくことで、「維持コストが高額になってしまった…」という事態を避けられます。
利用するクラウドサービスでは、費用が変わる条件にどのようなものがあるのかを事前に調べておき、自社がそのクラウドサービスを利用すると、月額いくらくらいになりそうなのか、しっかり計算しておきましょう。
10.クラウドサービスを導入する際は「バックアップサービス」の導入も一緒に検討しよう
クラウド移行を利用する際には、一緒に「バックアップサービス」の導入も検討するべきです。
なぜなら、以下のような理由から保存したファイルやデータ、システムなどが消失してしまうリスクがあるからです。
▼データが破損・消失するさまざまな要因 ◆人的ミス
など。 ◆ウイルス感染
など。 ◆災害
など ◆犯罪
など ◆ソフトウェア障害:ソフトウェア内部で発生する問題のこと
など |
企業にとって重要な情報を破損、消失してしまわないためにも、プロの力を借りて「バックアップサービス」を利用しましょう。
そこでアークサーブのバックアップサービスのご利用をおすすめします。
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11.まとめ
この記事では、クラウド移行をするべきか判断できるよう、クラウド移行とオンプレミスのメリット・デメリットをご紹介しました。
ここで改めておさらいをしましょう。
◆クラウドとは、インターネット上でソフトウェアやデータを利用すること
◆クラウド移行の3つのメリット
|
◆クラウド移行の3つのデメリット
|
◆クラウド移行しないでオンプレミスのままでいる3つのメリット
|
◆クラウド移行しないでオンプレミスのままでいるデメリット
|
◆クラウド移行に向いている企業
|
◆クラウド移行しないでオンプレミスを継続したほうがいい企業
|
◆クラウド移行を成功させるために知っておくべきポイント
|
この記事がお役に立てれば幸いです。
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