
業種 | 社会保険事業 |
---|---|
目的 | BCP対策, レプリケーション |
課題 | ●障害者総合支援システムで、実施主体である各都道府県の国保連合会が運用コストと運用管理を負担 ●業務の性質上、データセンターと連合会サーバ間で即時データ転送が必要 ●データ転送時、ネットワーク帯域の占有ができない |
導入理由 | 首都圏から沖縄県にデータ転送する想定の実験で、10,000強のファイルを1分弱で送信完了したこと、CPU/メモリなどの使用率も安定しており、ネットワーク帯域使用の抑制も効いていたことから、ネットワーク帯域を占有することなく、データセンターと国保連合会サーバ間のデータ転送をほぼリアルタイムで行うことができる。また、遠隔地バックアップ体制を確立でき、災害時のデータロスのリスクが解消する |
導入効果 | ●業務フローの変更なく 、国保連合会のシステムコストとシステム運用管理コストの削減に目処 ●遠隔地バックアップ体制が確立し、災害時のデータロスのリスクが解消 ●基幹系初の仮想化プロジェクトで 、次の展開を拓くシステムを実現 |
製品 | Arcserve Replication |
公益社団法人 国民健康保険中央会では、事業の一つとして障害者総合支援事業を行っている。この事業に必要な障害者総合支援給付支払等システムは、国保中央会が開発したアプリケーションを、実施主体である47都道府県の国保連合会がそれぞれ調達したサーバにインストールし、運用管理を行っていたため、国保連合会にシステム運用コストと運用管理負荷が生じていた。そこで、仮想化によるサーバ統合を決断したが、業務の性質上、データセンターと各国保連合会サーバの間でほぼリアルタイムで結果を共有する必要があった。複数の製品を比較検討した結果、転送のリアルタイム性、転送時間、システムの安定性を総合的に評価して Arcserve Replication を選定。これにより、業務フローをまったく変えることなく、国保連合会が負担するコストの削減に目途が立った。また、念願の遠隔地バックアップ体制も確立できると期待されている。
同じ課題感を感じる企業様はぜひ参考にされてください。