アークサーブでは、中堅・中小企業のIT意思決定者1,121人を対象に、データ損失に関するグローバルな調査を行い、2022年9月14日に発表しました。
Press Release: Arcserve Independent Global Study Finds Businesses Still Losing Mission-Critical Company Data
目次
データ損失に関するグローバル調査
質問1: 深刻なデータ損失から復旧にかかる時間は?
52% 深刻なデータ損失から12時間以内に復旧できる
29% データ復旧に24時間以上かかっている
質問2: 許容できるダウンタイムは?
83% 重要なシステムのダウンタイムが12時間以下でなければビジネスに悪影響が出ると回答
深刻なデータ損失から12時間以内に復旧できるのはわずか52%
29%は、1日以上データを回復することができなかった
質問3: 深刻なデータ損失から復旧した経験は?
76% 組織内で重要なデータの深刻な損失が発生した
45% 損失したデータ全ては取り戻せなかった
質問4: 災害復旧計画の状況
95% 自社に災害復旧計画があると回答
24% 十分に文書化、テスト、更新された計画を持っている
質問5: 災害復旧計画の状況
83% 自社の戦略にデータレジリエンスを組み込んでいる
23% 進捗状況を確認するための目標を設定し取り組みを実施
【調査概要】
・対象者:グローバルな中堅・中小企業のIT意思決定者1,121 名。
(対象者はすべて、従業員数100~2,500人、データ容量5TB以上の企業で、データ管理、データ保護、ストレージソリューションに関する予算または技術的な意思決定の責任を持っている)
・対象国:アメリカ/カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア/ニュージーランド、インド、ブラジル、韓国、日本
・調査会社 ディメンジョンリサーチ社が実施
まとめ
今回の調査結果から見えてきたことは、主に以下の3点です。
- 非常に多くの企業で、損失したデータ全ては取り戻せなかった経験がある
- データ損失後に事業継続が困難となった
- 更新・テスト・文書化されない災害復旧計画は、ビジネスリスクを高める
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